皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
COVID-19による緊急事態宣言が出されてからはや10日程が経ちましたね。
休業を余儀なくされている方や、自粛が出来ないお仕事をしている方、家で仕事をしているけど子どもがいて大変な方…etc
様々な方がいらっしゃると思います。当初ここまで大変な事態になるとは予想もしていませんでした。
人との接触を8割減らす
これがCOVID-19収束に向けてとても大事なことだと専門家会議で提言されております。
もちろん、COVID-19収束の為、これが達成できるように個々人が努力していく事も必要です。
だけどそれを実践しようと思う時、必ず、身体だけではなく、こころも健康であることが必要だと思います。
誰かに何かを制限されていると思うと、人はとても窮屈に感じるものです。
「自粛だから家にいないといけない。することないな…。仕方ないからTVでも見てるか…」
と思って1日中TVを見てるのと
「どうせ家にいるなら時間がなくて見れなかったTVドラマ一気見しよー!」
と思って1日中TVをみているのは全然違いますよね。
このように、人はその状況を、どう認知するか(受け取るか)によって、行動も、気分も、はたまた身体の状態も変わってきます。
けれども、状況をどう認知するかは、今まで過ごしてきた中で育まれた個々の考え方というものがあります。
それはいいんです。みんな違って当たり前。それが個性ですから。
今まではどんな人も状況に対して、自分なりのストレス対処行動を取れていましたが、それが制限されてしまうのが昨今の現状。
そこで、自らの考え方の癖(状況をどう受け取るか)を知り、それに対する反芻(反対意見を考える)を実践してみましょう。
人は普段、自動で状況を認知して(考えて)います。これを一時的に手動に切り替えることで、自分の考え方の癖を知ることができます。
振り返ってみるとこんなことも、あんなことも考えられるかも。どうしてこうだと思ったんだろう 。
そう思えたらラッキーくらいで大丈夫です。
決して、いきなり上手くできる必要はありません。これも思考の訓練なのです。
だから、ふと気づいたときに、なんでこんな気持ちになっているんだろうと立ち止まって見てください。
そして他にも考え方はなかったのか、書き出してみてください。
どんよりする。何もやる気が起きない
何故か:人と会えないから喋ることもない。機会はよくわからない。
→時間があるから調べながらzoomをやってみようかな。〇〇さんと一緒にやってみようかな。
なんて風に。
目まぐるしく変わる状況の中で、気持ちは置いてけぼりにされてしまうことがよくあります。
身体の健康はある程度わかりますが、こころは知らない間に不調になってしまうものです。
皆さまも是非、ふと立ち止まって自身のこころにも目を向けてあげてください。
そして温かい飲み物でも飲みながらふぅっと一息、ついてくださいね。
いつも、お疲れ様。
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